asdをもつ子供が無気力になる原因

ASDの子供を育てるうえで知りたい情報

asdの子どもなりではありますが、最近は順調に毎日いろいろこなしている。

安定してきたー!なんて、親として嬉しく思っていた★

それなのに突如…以下のようになってしまった↓

・終始、疲れた表情

・本人にとって楽しい事も、あまり楽しめずテンションが低い。

・ネガティブ発言の連発



特に理由もなく、なぜ突然、そうなった?!

みたいな時、ありませんか?

■どう対応したらいい?

■考えられる原因は?


今回はこの疑問たちを、我が子asd持ちのおとやんの具体例と共に紹介していきたいと思います。

もちろんアドバイザーの友達からの対応策も少しあります★

どの子にも当てはまるわけではありませんが、少しでも参考になると嬉しいです。


おとやんの日常生活はコレ

まずは、おとやんがどんな毎日を送っていたかについてです

わかりやすく、親目線で①と②に分けてみました。

①おとやんの気分にかかわらず、して欲しい

・小学校に行く

  →2週間ほどは休まず登校できていた

・自分からやりたいと言った週1回の運動系の習い事

  →毎週行けていた

②おとやんの気分が乗れば、して欲しい、した方が良い

・学校の宿題

  →毎日できていたわけじゃないが、溜まった分は土日にまとめてやる

・学校の準備(時間割・鉛筆を削る・特別な持ち物の準備)

  →特別な持ち物は、覚えていれば自分で準備できる日もあった

・平日、家の仕事をこなす(①お風呂を洗う・洗濯物を入れる)

  →一週間に二度ぐらいはやれていた

※上記に加え、学校では行事が控えていた

・責任ある役割を担っていたようで、毎日その役割のために学校に行かなきゃとなっていた

  →その役割は、おとやん本人が希望してやっていた


①の学校については、平日5日間のうちの3日ぐらいは行ってくれたらなと、私は思っています。

フルタイムで働いているため、休まれてもすごく心配なんですよね。

昼ご飯はどうするの問題もありますし。苦笑

②の家の仕事、これは私がフルタイムで働き出す時に、あにやん(おとやんの兄)とおとやん二人にお願いしました。

※については、役割を全うし、行事は問題なく終了


こんな感じで生活していたおとやんですが、

行事終了から4日後、私が帰ると無気力状態になってました。

おとやんの無気力状態はこんな感じから始まった

まどかが帰ってきた時の、おとやんのその日の状況

学校行った
宿題やってない
お風呂洗いやってない
洗濯物を入れるやってない

おとやんの主張

・今日も俺は何もできなかった。俺はできない子だ

・みんなの役にも立ってない

・いらない子だから出ていく

・施設でもいく

そう主張して、家を出る準備を始めました。

「そんなことはない」「できない日もあるよ」「学校行っただけでも頑張ってるよ」


私の主張は一切受け付けず、リュックを背負って出ていく気のおとやん。

「ごめん、それされるとお母さんすごい困る。とりあえず、落ち着いて。甘いものでも食べよう」

家にあった鳩サブレーをおとやんに渡すと、おとやんは渋々ながらもそれを食べ始めました。

その表情は疲れ切っていて、生気が感じられないほどでした。

こんな感じで、今回は無気力状態が始まりましたね。

無気力おとやんへ、『どんなおとやんでも、おとやんが必要だ』と伝える

学校で何かあったのかを聞きましたが、即座に首を振るおとやん。

帰ってきて早々の、あにやんとの喧嘩もその日はありませんでした。

おとやん:「きつい…つらい」

鳩サブレーを食べながら、その言葉を繰り返します。

おとやん:「こんな自分はダメ…誰も俺を必要としてない」

そんなおとやんに、私はこう言いました

「駄目じゃないし、お母さんはどんなおとやんでも必要をしてる」

「なんで?」

「だってお母さんの子供だもん。どんなおとやんでも必要としてる。おとやんがいなくなったら、お母さん寂しくて泣いちゃうよ」


おとやんから返ってくるのは否定の言葉ばかり。

それでも合間で抱きしめ、その後一緒にお風呂にも入りました。

無気力になる原因:とにかく頑張りすぎた

■鳩サブレーを食べて、少しお腹が満たされた

■お風呂に入って体が温まり、張り詰めた状態がゆるんだ


上記2点のおかげなのか、お風呂の中でおとやんの本音がぽつぽつと溢れました。

本当は学校も行かなきゃだし、家の事もしたい

頑張らなきゃいけないのに…できない


これを聞いて、あぁそうだったのかと思いましたね。

誰しもそうですが、やりたくない事をしなきゃいけない時って

『よし!頑張るぞ!』と、かなりの気合を入れないとできない

おとやんは気合を入れ続けて、「もうキツイ!限界!」になったわけで

それがこういう形で出てきたんだなと思いました。

まどか:「頑張りたい気持ちがあるのに、頑張れない自分がいて、モヤモヤしちゃったかな?」

おとやん:「うん。ツライ…学校行けない」

まどか:「○○会(行事名)もあったし、頑張りすぎちゃったんだよね」

おとやん:「休みたくても、休めなかった」

まどか:「そうだよね。最後まで頑張ってたもんね」

おとやん:「明日、学校休む」

まどか:「うん、頑張って疲れちゃったんだから、明日は休もう」

おとやん:「そうする」


お風呂を出てから、おとやんはテレビゲームをしました。

が、いつもより楽しめなかったようで、決められた時間前にゲームは終了。

タイミング良く、夕飯はおとやんの好きなメニューでしたが、

「キツイ」「横になりたい」を連発しながら、なんとか完食。


楽しい事、好きなメニューでも、気持ちの回復は見られませんでした。

その日はいつもより一時間ほど早く、おとやんは布団の中に入って寝ました。

アドバイザーの友達達からの対処法:根気よく励まし続ける&本人に任せる

鳩サブレーを食べていた時、お風呂に入っていた時、寝る直前…

おとやんは合間合間で、私に『俺がお母さんにとって必要な理由』を聞いていました。

あれやこれやと大事な理由を伝えましたが、安心はしないおとやん

まどか:「何を言われたら、おとやんは安心するのかな?」

おとやん:「わかんない」


自分の対応がうまくいっているのか自信がなく、この時点で、友達へ報告、連絡、相談。

おとやんの状況&感情をすべて説明した上で、アドバイザーの友達達が教えてくれた対処法やらはこちら↓↓

・頑張った反動だから、大事だよって言い続けるしかない

・明確に、何を言ってほしいかわからないみたいだから、「大事だよ」と言い続ける。

・「欲しい言葉が浮かんだら、教えてね」と、おとやん本人に任せてみる

・学校に行く、行かないも、本人に任せればいい


上記を話す中で、ケースワーカーの兄が一言。

『確か、朝の薬は抑うつ状態に効く薬だったと記憶してるが、それを凌駕してるんだなぁ』


そういう解釈が成り立つのね!!と、感嘆しました。

やはり、目の付け所が違うという感じでしたね。

その後のおとやん:回復はゆっくりペース

無気力状態の次の日は、おとやんが自分で学校にいかないと選択。

朝から、私が帰ってくる18時ごろまで、家で一人で過ごしました。

週一回の習い事の日も学校は休みましたが、習い事だけは行く気になるようで行っておりました。

できる限りおとやんのペースに合わせ、やるやらないの判断は、おとやんに委ね、任せる生活。

「だっこ」や「大好きだよ」などの、安心を与える言動は、惜しみなく与えて

そんな日々を続けること、三日。

少しずつおとやんに変化が起きました。

・好きなことをいつも通り楽しめるようになった

・ネガティブな発言が減り、表情が明るくなった

・きつい、ツライを言う回数が減った



あの生気のない顔からも見事、脱出。本当にほっとしました。

子供がそんな感じだと、やはり親もつらいですもん。苦笑


安心できる場で、無理なく自分のやりたいことをやって過ごす。

■親もそれを見守り、できる限りの愛情を示す。


これが、心の回復へとつながっていくんだと思います。

ちなみに今現在、おとやんはまだ学校に行ける状態まで回復はしておりません。

明日も明後日も、当分はこのままかもしれません。

おとやんにとって、学校に行くとは

かなり頑張らないとできないことなんだなぁと、今回しみじみ思いました。

親は焦るし、不安にもなる。

学校行ってみれば?と言いたくなる。

それでも、そこはぐっと我慢して、本人のレジリエンスを信じたいと思います。

※レジリエンス→回復力、復元力を意味し、困難やストレス、危機的な状況に直面した際に、しなやかに適応し、立ち直る力やダメージを和らげて元に戻る力

↑グーグルAIより引用。

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